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ステージ2 キャラの移動の仕組み

ステージ1でパラパラ漫画の事に触れましたが、キャラの移動もパラパラ漫画と同じ仕組みです。
1フレーム目ではキャラがAの場所にいて、2フレーム目でBの位置にいると移動しているように見えます。
これをプログラムでどう実装するかを説明します。

まずキャラには位置と速度の情報を持たせるようにします。
2Dゲームの場合、X座標とY座標で位置を表すので、この2つの変数を持たせます。
速度も同様にX方向の速度とY方向の速度に分けます。
以上よりキャラが持つ情報は以下の4つとなります。
・キャラのX座標
・キャラのY座標
・キャラのX方向の速度
・キャラのY方向の速度

移動するにはどうするかというと、X方向に移動するにはX座標にX方向の速度を加算します。
キャラのX座標 += X方向の速度;

同様にY方向に移動するにはY座標にY方向の速度を加算します。
キャラのY座標 += Y方向の速度;

これで1フレームで速度の値の分移動する事が出来ます。

例えば、キャラのX座標が20で、X方向の速度が5だった場合、次のフレームではX座標に5が加算されて25となります。またその次のフレームではX座標に5が加算されて30となります。