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〜第一章 ゲームループ〜

ゲームは普通のソフトと違って、動作や反応を素早く処理する必要があります。
キャラクターが動く場合は、その都度画面の更新をしなければなりません。
そこでゲームループという概念があります。

ゲームループの仕組みは、
{
1.キャラの動作などの処理
2.キー入力反応
3.描画
}
以上の動作を繰り返し行うことです。
ループを抜ける時はゲームを終了した時です。

例えばRPGの場合だと、
{
1.主人公の移動処理・敵の攻撃・町の人と会話等
2.キーボードの上下左右キーをチェック
3.マップ描画→キャラ描画
}
といった感じです。

ではキーボードの右を押すと、主人公が右に歩くという処理を考えてみましょう。
右を押すと、ループの2のところで「右を押した」という情報が取得されます。
そして1のところで「右を押したから右へ移動」という命令が実行されます。
そして3のところで「主人公の現在地を表示」という描画命令が実行されると右へ移動したようになります。

ちなみに、例で示したループの1,2,3の順番はバラバラでも構いません。
これは私なりの組み方です。 キーを扱う部分、描画を扱う部分というように整理したほうが分かり易いのでこうしています。
キー情報を受け取ってそのまま移動処理を組み込んでも問題ありません。